ロゴマーク作成に大切なデザイン性

■ロゴマーク作成もメラビアンの法則が生きる
私達は初対面の相手に対して、「第一印象は大切ですね。」という事をよく聞きます。これは、第一印象は見た目が55%という「メラビアンの法則」でも唱えられています。
皆さんは、初対面の相手のどこから第一印象を判断しましたか?おそらく、見た目からの情報だと思います。
もし初対面の方が、髪型や服装がだらしないまま皆さんの目の前に現れたら、どう思うでしょうか?
いくら人間性が良くても、だらしない印象は拭えません。
ロゴマーク作成も同じように、この法則を頭の片隅にとめておくと、より良いデザインを考える事が出来ます。
まず、起業したばかりですと世間に対する認知度が低いです。多くの消費者に知ってもらえるよう、インターネットなどで集客方法に頭を悩ませると思います。その際、御社の商品がいくら優れていても、業績が良かったとしても、ロゴマークのデザインがイマイチだと、その見た目から消費者の検索外になりかねません。 
身の回りで素敵だな?と思ったロゴマークはありませんか?きっと、かっこよくて、オシャレなロゴマークでしょう。視覚にダイレクトに入ってくる第一印象は1番大切です。


■デザイン性を考える上で大切な事
まず、お手本になるロゴマークがあるといいです。そこで、大まかな好みのデザインが決められます。
そして次の3つの基本の形の特徴を押さえましょう。
・横長デザイン
一般的に良く目にするデザインです。ホームページのヘッダーにも配置しやすく、ロゴも目に見えやすいです。ただし、横に長過ぎるデザインになると見えにくくなってしまいます。
・縦型デザイン
余白部分が大きくとれるので、かっこよいイメージを与えられます。高さがある分、ホームページのヘッダーには配置が難しいでしょう。
・丸型または四角型デザイン
見た目も可愛らしく、配置しやすいデザインです。しかし、こちらもホームページのヘッダーの配置は難しく、配置場所によってはロゴが見えにくいです。
以上、それぞれメリットもあればデメリットもあります。
基本を押さえ、御社の理念や想いをのせる。
そのベースがいかせるようなデザインが出来るとよいでしょう。


■最後に
最近、パッと視覚に入ってきたロゴマークといえば、スターバックスコーヒーの創業50周年を祝うロゴです。ギリシャ神話に出てくる「サイレン」という女性が描かれた丸型のロゴマーク。可愛らしくて、色使いもスマートです。「サイレン」は創業当時から親しまれており、時代を重ねて少しずつデザインも変わっています。まさに、基本を押さえ、理念や想いが伝わってくるロゴマークです。
消費者目線ではありますが、参考になれれば幸いです。

ライティング:卯月