ロゴ製作の3つのポイント!コツを押さえて消費者の心をつかもう
消費者からの好感を得るには、商品やサービスの良さはもちろんですが、ロゴのデザインも重要です。
ロゴによってクレームが殺到したり、売り上げが左右されたりする事例は珍しくありません。つまり、ロゴのデザインは消費者の購入意欲に直結する……といっても過言ではないのです。
では、購入意欲を刺激し、さらに企業の好感度も上げるようなロゴはどのように製作すれば良いのでしょうか?
企業のコンセプトを意識したデザインにする
企業が展開するサービスが多岐にわたる場合、あれもこれも……と詰め込みたくなってしまうでしょう。
しかし、ロゴは「わかりやすさ」と「インパクト」が最優先です。デザインが複雑化するほど、消費者にとっては、わかりにくく記憶にも残らなくなるのでご注意ください。
ロゴのデザインを決める際は、まず企業のコンセプトを明確にしましょう。
たとえばIT系の企業ならデジタル要素を押し出したり、接客系の企業なら人を描いたりするのも良いですね。
コンセプトが決まれば、大枠は決まったも同然です。時には社員と相談しながら、ひと目見ただけでどのような企業かわかるようなロゴを製作しましょう。
文字・イラスト・背景のコントラストに注意
デザインが良くても、配色を間違えてしまっては勿体ありません。
たとえばパステルカラーの文字にパステルカラーの背景だと、文字が埋もれてよく見えなくなってしまいます。一方、原色同士の組み合わせも、目がチカチカして長くは直視できないでしょう。
おすすめの組み合わせは、パステルカラーと原色です。あえて対比色を使えば、色の明るさに差がつき、それだけ文字が見やすくなります。
配色に決まりはないのですべて目立つ色にしても悪くはないのですが、消費者目線で考えると、やはり色のバランスは注意するに越したことはないでしょう。
WEB上でどのように表示されるか確認する
インターネットが普及している現代、TwitterやFacebookなどSNSを活用する企業も目立ってきました。
その際、製作したロゴをアイコン(またはプロフィール画像)として使うことも多いでしょう。
ロゴがある程度完成したら、WEB上のさまざまな媒体でどのように表示されるかを確認してください。
企業名やキャッチコピーなどをロゴに入れても、それがあまりに小さければ読めません。
どのような媒体でも、誰がサイトに訪問したとしても、明確に表示できる状態がベストですよ。
まとめ
ロゴに詰め込みたい企業の“想い”はたくさんあるでしょう。
しかし、それが自己満足に終始してはいけません。
自社のコンセプトやアピールポイントを明確にしながらも、消費者目線に立って「わかりやすいかどうか」「見やすいどうか」を確認しましょう。
決定前には、SNSなどさまざまな媒体でどう表示されるかも要チェック。
自問と検証を重ねたロゴなら、きっと誰からも長く愛されるでしょう。
ライティング:Citrus.