ロゴの形は企業イメージによって変えるのが正解! 形の不思議

ロゴの「形」、決めていますか?

柄は同じでも、「円形」「四角形」など、全体の形状によって人に与えるイメージは変化します。

「このようなイメージの会社になりたい」という印象付けとして、あるいは自社サービスのアピールとして……。形を工夫して、メッセージ性のあるオリジナルロゴを作成してください。

よくあるロゴの形4選

企業の数だけ、ロゴがあります。

さまざまなロゴの形を分析すると、大きく「円形」「四角形」「三角形」「自由系」の4パターン。

それぞれ消費者(ユーザー)に与えるイメージが異なるので、形が与える心理効果を知り、ロゴ製作のヒントにしてください。

四角形

四角形が与えるイメージは、真面目、規律、セキュリティ、信頼性など。

きちんとした正方形が使われることもあれば、長方形でアレンジされることも珍しくありません。

四角形のロゴの一例を挙げるなら、みずほ銀行、野村證券、フェイスブックなど。

金融系やIT系の企業は、ロゴを四角形で製作すれば“きちんと感”がアピールできるでしょう。

三角形

三角形が与えるイメージは、攻撃的、興奮、危険など。

角張ってトゲトゲしているので、ロゴを三角形で製作するなら、全体的なバランスや配色を工夫することをおすすめします。

三角形のロゴの一例を挙げるなら、三菱、JAPAN WOOD DESIGN AWARD、乃木坂46など。

三菱は全体のデザインを工夫しているので、いかにも「三角形」にはなっていないのがおしゃれですね。JAPAN WOOD DESIGN AWARDは木の活用に関する賞であることから、緑色の三角形、つまり木をイメージするようなロゴになっています。乃木坂46のロゴは、グループ名にちなんで、斜め46度の三角形。

三角形は難しい形だからこそ、意味を持たせて使うことが多いようですね。

自由系

「円形」「四角形」などの枠組みにとらわれず、自由にロゴを製作する企業も数多くみられます。

たとえば、apple社、SEIKO、NIKEなど。

apple社は社名にちなんで、りんごのロゴになっています。SEIKOは社名をシンプルにデザイン。NIKEは、跳ね上がるようなチェックマークが特徴的です。

ロゴは明確な規定がないからこそ、各社の個性とセンスが伝わってきますね。

想像力を発揮して、ぜひ斬新で印象的なロゴを製作してください。

まとめ

ロゴのイメージが決まったら、全体的な形を考えましょう。

形によって、消費者に与えるイメージは大きく異なります。

まじめなイメージを出すなら四角形、やさしい雰囲気なら円形……というように、企業のコンセプトやサービス内容を元に決めるのがおすすめです。もちろん、自由な形で個性を演出しても良いでしょう。

企業ならではの魅力を、ロゴにぎゅっと凝縮してください。